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93 表側のボードの穴開けが終わったら,断熱材を十文字に切り,ドライバーなどで上下左右に広げて,コアがあたらないようにする.または,内壁ボードを開けた後,コアの芯のキリをはずして開ける.(新潟県 Kさん) 室内側の壁材を貫通した時点で,コアを一度抜き,断熱材の端がわかるならドライバーなどで穴からさけるように押しのける.端が解らない場合は,カッターナイフで円に切るか,点線のように切り込みを入れて穴から覗く.また,外壁材はセンター穴が決まれば,外から開けるようにする.外壁材の破裂(割れすぎ)防止になるし,貫通穴に電線,水道管などがある場合があるので,事故防止にもつながる. (兵庫県 Mさん) 穴開けの時,断熱材がからむのは,ほとんどがコアドリルの中芯のキリ先(刃)にからむ.内壁材を穴開けした後,芯のキリ全体にビニールテープを巻く.再度,断熱材の穴開け後,再びテープをはずして外壁材の穴開けに移るとよい.正転・逆転どちらでも使えるドリルの場合,逆転で穴開けすると,断熱材はからまりにくい. (愛知県 Nさん) 表面の板が取れたら,カッターを入れて切る.電線が入っている場合もあるので,一気に穴開けせず,必ず空間を覗のぞいて見ること. (愛知県 Hさん) 裁 た ちばさみが便利.先が尖っているので,ピッチを小さめにして突き刺すようにして切れば上手く切れると思う. (大阪府 Hさん) 初めからコアを使わず,センターポンチでボードに穴を開け,外壁にあたるまでポンチを入れる.そうすることで,筋すじかい交などの有無もわかる.次にコアを使って,室内のボードのみ穴開けする(この時センタードリルを使わず,鉄筋コア用のセンターを使うと断熱材が巻き付かない).ボードの開口部から断熱材の処理をしてから,貫通穴を開ける. (大阪府 Yさん) |