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55  壁厚をあらかじめ予想しておく.貫通作業でドリルのキリにテープを貼る(壁厚-30mmぐらいの所)ドリルのキリのテープの所に来たら残りは30mm位なので力を抜いて少しずつ穴あけをする.その時,裏側に厚板を当てて押さえておく.貫通時花が咲かずに厚板にドリルのキリが当たる.この時点で2.3回ドリルを空回ししてから,キリを抜く.         (富山県 Sさん) (1) 裏側からも作業ができる場合は,ドリルの先が裏へ出てから裏側から貫通施行する. (2) あらかじめ裏側に強力テープ(ガムテープでも可)を貼っておき,ゆっくり貫通施工すると,多少のえぐれですむ.        (大阪府 Mさん)  真壁の貫通は基本的に両側から開けること.従って,墨出しは確実に行う.墨出しが片面しかできない場合は,小さめのキリ,ドライバーなどで少しずつ開け始め反対側に工具の先端が出はじめたところ(出るか出ないか)で止める.穴が完全に開く前に反対面に何らかの変化が現れるので見逃さないこと.これで完全に両面の位置が確認できるのでそれぞれの面より,所定の大きさの穴を開ける. 特に真壁は,こまい竹,ぬきなどがあるので,無理な穴あけは禁物.       (岐阜県 Sさん)  一人が片側からドリルで穴をあける時に,裏側からもう一人が少し大きなベニヤ板を壁に押し当てていると,えぐれるのが最小限度になる.          (大阪府 Nさん)  貫通するサイズより小さいキリで芯をつき,その後,両側から(表・裏)から必要なサイズのコアを使用して開口するときれいに仕上がる.          (大阪府 Sさん)  あらかじめ壁厚を計っておき,コアドリルに壁厚寸法を記し,貫通10mm程の所に来たら力を入れず,軽くジワジワと進め,貫通数ミリ手前で止め,裏側からハンマーなどで叩く.           (三重県 Kさん)